だめだめ沢オヤジ

渓流釣りから沢登り、さらに岩登りまで・・・が、何をやってもC級なオヤジ

オラと釣り・・・その3 変態への花道

東京に出てきたのが18才。 

最初の住まいは日野市のハズレの多摩川縁にある技工学校の寮・・・東京というとビルが建ち並んでいるイメージしかなかったので、ここも東京?って感じでした。

しかし、釣りの好条件は揃っているのに学生時代はほとんど釣りをせずに、まっとうな人間生活

歯科技工士として就職したのは、調布市にあるラボ・・・22才。
         住まいを調布のアパートに・・・10回目のお引っ越し。


この頃から、忙しく登っていた登山に加え、いつしか多摩川での雑魚釣りが始まりました。 調布のアパートから多摩川まではチャリで20分程度。でも釣れるのは、ウグイ、ヤマベ、フナ、アブラハヤ・・・時として間違ってヤマメも釣れたこともありました。 

そんなことが5,6年続き、いつしか山に沢にと没頭する様になり、釣りはまたしてもお蔵入りに。


しかし2軒目に勤めたラボは川崎の登戸にあるラボで、同じアパートからの車通勤。 不幸にも多摩川に架かる橋を渡ります。 早く終わった日には、ついお魚にご挨拶をして帰った事も数回。

沢登りをやっている仲間には常に釣り竿をザックに潜ませている人もいましたが、私は沢登りをやっていても釣りをしようとは思いませんでした。 

 東北の沢を泊まりで登っている時には、山奥の滝壺に大きな魚影を見かけた事もありますが、
      そっとしておいてやろうと・・・。
            
           なんと  天使のような美しい心♪





その後、現在の大宮に移り、家庭を持ち子供が生まれ、次第に山から遠ざかり・・・・


ある時、同業者仲間との河原でのバーベキュー。
      たらふく飲み食いした後は、河原で童心に帰って水遊び。

   そこで誰かが・・・・不味い事に・・・釣り竿を・・・ワォー。

当然釣りたくなるのが人情。 借りて釣ってみましたが....

また沸々と悪い虫が動き始めるのは当然のこと。

その後のキャンプやバーベキューには、昔の釣り道具を持参する様になりました。
 

その内、新しい竿を買うと完全にスイッチが入ってしまった様で、、、釣行が徐々に。

道具のブランクにも驚きました。
 10数年ぶりに買った竿には、見た事もないリリアンなんてものが付いている。
    こんなヒモに糸をつけても滑って外れてしまう~・・・?なんて、、、
       オラの竿には蛇口・・・断りもなくいつのまに。
 それに、昔のリールは巻く時には「ジージー」音がしたのに、音がしない不気味なリールの存在。 
 竹製の竿なんか売っていない。 売っていても「○○作」なんていう超高級品。 昔は竹しかなかったのに。



また悪い事は重なるもので、カミさんの実家は酒田市
       釣りをするには海釣り、渓流釣り共に絶好のロケーション。

海釣りの知識はあまりないので、サビキや砂浜からのキスの投げ釣り。
 そして真似事だけの、ルアーでのシーバス狙い←あくまでも狙っただけ


しかし、渓流ではガキの頃からの経験と沢登りの技術がフル回転。
しかも庄内の人は海釣りが中心の様で、渓流では釣る人が少ないからか、イワナやヤマメがそこそこ釣れるのです。

しかし東北の沢は・・・メジロ虻の大群が・・・でも襲ってくるのは限られた場所だけのようで、そこを離れると嘘のようにいなくなります。 かつて、このメジロとの格闘で、タモを壊してしまいました。






その後、ブログなんてものを始めてからは、得体の知れない釣りバカに巡り会い変な道に巻き込まれてしまいました。


・・・泣くに泣けない・・・ あ~ぁ






 今後何処まで堕落するのか・・・




あとは三途の川での釣りが待っている・・・早く釣ってみたいな~何が釣れるのかな~

       あのバカ共を誘ってみようっと♪。







                              おしまい