沢登り自体、少なくとも15年くらいはご無沙汰かも。 なので沢初挑戦の兄さんを誘っては見たものの、ちょっと心配...
孫惣谷の出合まで車で入り、
林道をヒタヒタ。
既に禁漁となった日原川。 お魚たちにとっては平穏なときが。
日原川への下降点をどうにか見つけ、急坂をヒタヒタ。
昔の記憶はほとんど無く、巳ノ戸谷の出合を見つける事が出来ずに うろうろと登ったり下ったりと、また今週も筋トレを。
悪い踏み跡をたどり、ようやく出合にたどり着いたのは正午近くなってから
・・・トホホでござんすw
歩き始めて間もなく、15mの大滝へ。
水量が多く落ち口から水が噴き出しています。
以前登った側壁を、と思ったのですが
「無理でしょう~!」と兄さん。
直登しないとなると、地獄の大高巻きの始まり。 崩れる斜面をエッチラオッチラ、、、、また無駄な筋トレを。
せっかく登ったのに、今度は大滝の上に懸垂下降。
兄さん、初の実践的懸垂下降。
ここで、兄さんにカップラーメンを振る舞って貰い昼食ブレイク。
程なく<忌山の悪場>と呼ばれる連爆帯に突入。
まずは、シャワーを浴びて2mを越し、次の3mは脇を巻き、4mはザイルを出して落ち口に向かってトラバース、さて次の5mが難関の垂直の滝。
兄さんにビレーの仕方を簡単に教え、オラが取り付きます。
↑その場でいきなりの初ビレーは問題有りでした。
なので、絶対に落ちられないという
↑その場でいきなりの初ビレーは問題有りでした。
なので、絶対に落ちられないという
気合いの入った登攀になってしまいました。
・・・が、ホールド、スタンス共に微妙で、ピッチグレードは<Ⅳ・A0>と言った感じ。
やっとこ登り切ると、続く兄さんは途中でタオル!
ランニングビレーの回収をしながら懸垂で下降し、トラバースしてきた滝を恐る恐るトラバースで下降。 次は懸垂で安全に降り、再びシャワーを浴びて悪場から脱出。
15mの下降は、兄さんに懸垂用ザイルのセットのトレーニング。
自分でセットして自分で降りて貰います。
出合に戻ったのは3時40分。 林道に直上するには下降ルートが悪かったので、上流にある仕事道まで本谷を遡行する事に。
すなわち、楽しようという計画。
しかしながら、水流が強く困難な遡行が強いられます。
行くも地獄戻るも地獄状態に陥った両隊員は、林道までの直上を決意。
崩れる斜面にだましだまし足を置き、木の枝や根につかまり、やっっっっとこさ林道に出たのは5時近くなってから。
車までは直ぐなので気は楽なのですが、着替えてエンジンを掛けたのは5時半。
兄さん、お疲れ様でした。 登る練習もそこそこでに、この谷は厳しすぎましたねぇ。
ゲレンデで、腕がパンパンになるまで練習しましょうね。
月末に山岳会のOB会があるので、誰かを引きずり込もうかなぁ。