だめだめ沢オヤジ

渓流釣りから沢登り、さらに岩登りまで・・・が、何をやってもC級なオヤジ

ようやく「人体の不思議展」に

話題の人体の不思議展・・・ようやく行ってきました♪   市内のさいたまスーパーアリーナで11月23日からやっているというのに、ようやく重い腰を上げて。
        近所なのに2月4日までという期日が迫ってきてようやくです。


昨日、午前中の用を済ませ、受験勉強もせずブラブラしている中坊に「人体の不思議展、行こうよ」と誘うが、、、、、乗り気じゃない。
     前々から誘っているのですが、気持ちが悪いからと嫌がっていました。

これを横で聞いていた   ベイダー卿  「行こう行こう!」

口を尖らす息子を無理矢理車に押し込んで、いざ!

確か今日は、浦和レッズの何かの催しがスーパーアリーナであるはず。さぞ混んでいるかなと思ったのですが、待つこともなく地下の駐車場へ。


人体の不思議展へはチケット売り場でちょっと行列があった程度で、スムーズに会場へ。

会場内には、良くポスターなんかで見にする人体の標本が沢山並んでいます。 最初は「ウッ!」っと感じたものの、思ったほどの気持ちの悪さ、不気味さはありません。 実際の遺体という感じあまりしません。
                    (しかし、ここの夜の警備は嫌です!)

会場にいた女性が「男ばっかりだね」と言っていました。 確かに標本になっているのは、男ばっかり。1体だけ女性と確認できましたが。つまりみんなポコとタマが付いているのです。


見た息子の反応は・・・(無)


約1時間ほど混み合う会場を徘徊し、帰りには回転寿司で生の魚の遺体を食べましたとさ。











しかし、ネットを見ていて疑問が生じました。
「人体プラストミック標本は、生前からの意志に基づく献体によって提供されたものです」と謳っていますが、展示というより、遺体をただの物としての見せ物的な感じがします。何だかお遊び的な格好の展示もありました。


また、中国で作られている様なのですが、「どうやら処刑された人間の体を買い取り作っているようだ」という疑惑もあるとか。 
            だから男の体が多いのか?

そもそもプラストミックは プラスティネーションと呼ばれ ドイツのグンター・フォン・ハーゲンス博士が開発した物だそうです。そして博士自身、現在は中国大連に人体標本製造会社を設立し標本を製造している様なのですが、今回の主催者はハーゲンス博士の元スタッフが設立した会社のようで、博士との間で色々ともめているようです。ですからプラスティネーションをプラストミックと呼んでいるのもうなづけます。
この博士自身、プラスティネーション処理をした人体標本を使って公開の解剖を行い、その模様をDVDで発売もしているのです。 私には、「生前の意志に基づく」などとはとうてい思えない様な気がします。



まあ裏事情はともあれ、一見の価値はあるかも。


今回は「撮影禁止」と言うこともあり、画像は無しで。 リンク先を見て下さい。