だめだめ沢オヤジ

渓流釣りから沢登り、さらに岩登りまで・・・が、何をやってもC級なオヤジ

フェルト足袋の修理

イメージ 1 イメージ 2
 沢登り、渓流釣りで使っているフェルト足袋の底のフェルトが剥がれてしまったため、G-17というボンドで修理をしてみましたが、履いているとすぐに剥がれてしまいました。2度試みましたが同じ結果でした。つまり湯桧曽川では、2度とも途中からは半分フェルトが剥がれた足袋を履いて釣りをしていました。あの歩きにくかった事と言ったら有りませんでした。
 そこで釣り用具屋のJ州屋に行ってみると、「ソウシンボンド」というフェルト、ゴムなど用の接着剤を売ってたので買ってきました。
イメージ 3

 前にG-17で接着したときには、足袋の方に残っていた白い接着剤(何か、それ用の両面テープのように見えます)の上から接着し剥がれましたので、今回は剥がしてから接着してみる事にしました。

 ここで歯科技工の道具が役に立ちます。技工用のエンジン(ルーターのようなもの)に、荒いポイントやカーバイトバーをつけてバリバリ削ります。フェルトの接着面も削りました。右は足袋とフェルトを完全に剥がしてしまいました。
イメージ 4 イメージ 5

 で、ソーシンボンドを両面に塗り、しばらく乾燥。良くそのまま忘れてしまうので、キッチンタイマーを10分にセット。キッチンタイマーは技工士さんには必需品。
ピピッ!っと鳴ったら、やおら貼り合わせます。実際に足袋を穿いて体重で圧着。
 取り敢えず完了。

 仕事もこんなに一生懸命やれば、かみさんに誉めてもらえるのに...。
  
G-17でくっつけたときにも今回のようにすれば良かったのかも知れません。少なくとも、今度の接着剤も同じ臭いがします。成分も同じ様なものかな?


 ところで、このフェルト足袋、渓流足袋などとも呼ばれていますが、我々の山仲間の間ではフェルト足袋で通っています。この足袋でたぶん3足目かな。沢登りを始めた25年程前はフェルト足袋があったかどうかは覚えていませんが、地下足袋にわらじを履くのがポピュラーな沢登りのスタイルでした。フリクションの面ではわらじが一番ですが、長い沢ではわらじ1足で1日持たない為、予備のわらじを待って行く必要がありフェルト足袋を履くようになりました。上手に履く人は1日持たすようですが。最近では、渓流シューズが主流になりつつあるようですね。

 修理の終わったこのフェルト足袋、面倒ですが試し履きをしなくてはいけませんね。いきなり沢登りに行って、途中でまた剥がれるとマズイから、んー!仕方ないな、釣りに行くか。   あくまでも、試し履きです。でも今年、行いけるか・・・?今年と言っても後一ヶ月、予定が...。
 そー言えば、誰かさんに「修理した釣り竿、わざわざ釣ってみなくても判りそうなもんだ」なんてコメントしちゃったな・・・・・・・・・・マズイ!